剣をペンに持ち替えて

ヅカヲタ研1生のひとりごと

彩凪翔に教えてもらった

男役の色気の魅力。

そう、それは宝塚独自の、女性が男性を演じる上で発揮されるもの。

もともと宝塚に興味の無かった私にとって、男役、とは、脳がすんなり受け入れるようになるまでに時間を要する存在でした。
だから、舞台上でかっこつけられても、高まる対象では無かった。
もともとは。

女性が、濃いメイクに真っ赤なルージュを塗って、ヒールを履いて身長上げて、そしてギンギラの舞台衣装を着て踊る

…男性として!!!!

( ºωº )?
↑こんな感じでしたw

だから、数多いる男役さんが、舞台上で投げちゅーしたりウインクしたり、かけ声かけたりするのも、
ああ、頑張ってらっしゃる…(´・ω・`) 
という視点で見ていました。



ところが、ね。
ところがですよ?
凪様は違った。

凪様という美人さんが、濃いメイクに真っ赤なルージュ塗るんだから、それはもちろん美しいんですよ。
そして頭身バランスが良いので、見てて心が弾むんですよ。

元来、男性にも筋肉とか、ギラつきとか、そういった漢らしさを求めないタイプで、性別問わず美しいものは良いと思うんです、わたし。
だから、当初は、女の人が男らしさを表現する宝塚(特にショーで見られる、男役としての振る舞い)に馴染めなかったんだけど、凪様が私の視野を広げてくれました。



最初は、ラ!の映像でした。
凪様が青のスパンコールお衣装で、ギラギラきざりまくって、ゆっくりなウインクに自信たっぷりの笑みを浮かべたところを、みたのです。
それまで気になってた、"女の人が頑張って男らしくしている"姿は無く、"彩凪翔さんが、その魅力を最大限にアピールしている"姿に見えたのです。

宝塚にはまったきっかけが、伯爵令嬢の映像である私としては、彩凪翔さんは、"リシャールをはじめとするキザめな役を得意とする人、しかし演じ方が個性的"な方と認識してました。
頬が立体的じゃない方が好みなので、お顔立ちもそれほど注目したこともなく…。


ところが!ところがですよ!!


凪様のギラつきは、本当に素敵だったんです。


吸い寄せられる系のオラオラオーラ(w)にやられ、それからはラ!の凪様何回も見まくりました。
奥底からやってくるギラつき。
容赦なく釣ってくる表情。
そして何より、ふっ!とか、あぁ!とか、男役のかけ声…これ何て言うの?呼び方わからない…がですね、最高に高まるわけです。

そんな状態で見に行った全ツのコルドバ
役としても色気たっぷり、なんなら隙あらば娘役にウインク。
若手の闘牛士を率いて踊るシーンなんて、完全に凪様の周りにオーラが見えたよ。
そして、ラ!も含めてありとあらゆる場所で放たれる男役の色気。
レーサーの凪様のかけ声がたまらなくて、青のスパンコールお衣装の凪様のウインクがたまらなくて、場合によってはちぎさんより見ちゃうシーンもありました。
群舞の凪様、色気出しすぎ。





というわけで、今となっては男役の色気攻撃、特にかけ声に弱い私となりました\(^o^)/
そしてラブドリ薔薇タンにのめりこむ話へつづく…